クライアントマシン用「ラック」を作る必要がでてきた

仕事柄、「ラック」と聞くとラックマウントサーバーを想像されてしまいそうですが、今回はクライアントマシン(デスクトップとか)を収納するためのモノです。でも、PCデスクみたいなのとは違います。

 

今さらラック、に考えを巡らした理由

デスクトップPCユーザーなのです

当たり前ながら仕事ではPCを使っているのですが、基本デスクトップ型を使うことにしています。ノートPCはあくまでも持ち出し用。ノートPCのキーボードは打ちにくいし小さいし、やっぱり仕事場では使いやすいキーボードとマウスがいいので、という理由なんです。

デスクトップ型が便利な理由がもう一つあり、複数のPCを立ち上げてスイッチひとつで(実際にはスイッチを2つ3つ押している気はしますが)切り替えることができること。普段使いのChromeBoxで記事を書きながらMacとかWindowsとかでコンパイルしてみたりとか。

夏は暑かったのです

そんな毎日を過ごしているわけですが、昨年・2018年の夏はとても暑く、そのせいでPCを1台熱でオシャカにしてしまい、他のPCも発熱で速度が遅くなったり最悪起動しなかったりといったことも発生し、だましだまし使っていました。机の上にPCが浮いている状態で、その下から扇風機で風を送っている、という、なかなかファンキーな見た目です。*1

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ちなみにこれ、去年の夏のディスプレイを撮影したもの。2枚のディスプレイの間にあるでしょ?スティックPCが。これ開発マシンですから(笑)。

冬は寒かったのです

さて、そんな暑い夏が終わっても仕事は続きます。ということはPCも熱いままです。電源が入っている間は扇風機も回っています。季節は秋。秋雨前線の停滞もあり夏のクソ暑さとは打って変わったような寒さ。扇風機の風も相当冷たくなっています。PCにとっては非常に快適でしょうが、私は冷え性です(笑)。寒くて仕方ない。

そこで考えた。

クライアントPCを隔離して冷却する場所を作ればいいじゃない、サーバーラックみたいに。

事例リサーチしてみます

リサーチをしてみますが、参考になりそうなネタがさすがに少ないですね。
理由は、
Windows/Linuxの場合、ラックマウントPCを使うか、自作PCを作って単体で冷却効率を上げるという方法がほとんど。
Macはそもそもラックに入れるケースが少なく、あっても冷却がメインではなくいかに「スタイリッシュに」置くことができるかに主眼をおいている
・上記理由に関連して、そもそもクライアントマシンを複数台手元でおいて使う、という用途がレアで考えられない
というところでしょうかね。

事例の画像を見てみます

www.google.com

そうは言うものの、写真だけ眺めているとなんとなくアイデアが浮かんできます。

・メタルラックを使う
 - エアフローを作る必要があるのでメタルラックの場合「壁」が必要
 - ダイソーのだと机の横の狭いスペースに設置できそう(計ってみないとわからないけど)
・メタルシェルフ(網でない薄っぺらい鉄板とアングルのある足を組み合わせるヤツ)
 - うちにあるので壁や蓋だけできれば一番安価
 - 本棚として使っているので場所がもうない
・スクラッチで作る
 - 高く付くよ
 - ガワだけ用意したらうまくいくかも。例えばPCケースとか、それこそラックマウントサーバのガワだけとかを使えばできる
・番外編
 - メタルラックに筐体のガワを取り外して(適切に絶縁した後に)直置きするパターン

いろいろとやってみたいですが、とりあえずは来年の春までに(これはマストです)何らかの手段でクライアント用ラックを作る事になりそうです。メタルラック一択かなぁ...。

いろいろとやってみたいですが、とりあえずは来年の春までに(これはマストです)何らかの手段でクライアント用ラックを作る事になりそうです。メタルラック一択かなぁ...。

*1:こんなロースペックPCで何をしているのか、と思うでしょうが、意外や意外。このスティックPCでVBAマクロ開発をしているのです。きちんと冷却さえできていれば重くなることもなく(もちろんそれなりの速度しか出ませんが)普通にマクロ実行できてます。