ブログ更新を1か月半サボってみたわけですが

他意もなく、単に記事のセットを忘れていたのが8月下旬、お盆過ぎのことでした。実はブログが更新されていなかったことに気が付いたのは、8/25(日)。「あ、そういえば」くらいな感じで放置していましたが、そのままブログの記事をアップすることなく(9月に入ってから記事を多少書き溜めてはいましたが)、9月が終わろうとしているわけです。サボっていた時期に何もしていなかったわけではないですが、「ブログ」に思うところがあり、断片的だったので少し自分の考えをまとめてみようと思います。

ブログへのアクセス状況について

アクセス解析などから見るブログのパフォーマンスは、それほど読者がいるわけでもなく*1、記事へのアクセス数(絶対数)も少なく、多少記事の内容によってアクセスの偏りがあるとはいえ、言うならば「検索したらたまたま引っかかったんでちょっと見てみた」というレベルで記事を読んでいるのだろうか、と推測ができるわけです。

マーケティングなんて何一つやっていない

多少マーケティングの心得もあり、特にデジタルマーケティングは今後も発展をしていくだろう*2と考えているのですが、私自身(フリーランスエンジニア)が本来売り込まなければいけない、例えば以下のようなこと、

  • 技術知識・技術力(そんなものはない、スーパーノンテクニックプログラマなのですが)
  • 企画・提案能力(突飛な思い付きとも言いますが)
  • プロジェクト遂行能力(企画倒れのプロジェクトをたくさん抱えていますが)

などをアピールする気がない、というか面倒くさくなるんですよね。

kotobank.jp

実はブログを始めたころから違和感があった

マーケティングをしなかった理由の一つに、ブログであったりほかの媒体でもいいんですが、果たして「技術系記事を書く」ことで他者との差別化ができるのだろうか、という疑問がありました。このTwitterの書き込みを書いたのは、「ブログ更新を定期的に行う」という仕組みを作って*3、さぁ翌日から定期的に更新しよう、という前日に書き込んだものです。 技術系の記事をいくつか書き連ねてみて、『こりゃ(競合する他者に比べたら)弱いなぁ』と直感し、思わずTwitterでつぶやいたことを今でも覚えています。できるだけ他者とは異なる視点で書いていこう、とも考えていて*4、ありがちな「環境構築→Hello, World」という流れではなく、『企画→コーディング→プロダクトアウト』という流れで技術系の記事を構成していこう、という方向性を持たせることにしました。 ただ、その前からもずっと「技術系の記事を書き続けること」のメリットとデメリット(あえて詳しく説明はしませんが)の狭間で悩んでいて、今のはてブロの前に運用していたBloggerのブログは中途半端に終わっています*5。運用も含めて見直すのもアリかな、と考え始めたわけです。

とにかく「書く」という作業に時間がかかる

そして何より、企画を作り、設計からコーディング、プロダクトアウト、となるまでには時間がかかるわけです。一応本業の合間に企画モノのコーディングをし*6、単発ネタもいくつか織り交ぜつつ*7、さらに言えば「仕事ブログ」という扱いとしたので「働き方」という側面の単発ネタがそこそこストックとして溜まっているのでネタ切れ時に放出してみたりしているわけですが、やっぱり「書く」ために時間がかかってしまうんですよね。 もともと「書く」ことは苦手でしたし、特に日記に対する苦手意識は半端なく、社会人になってから書かされていた(すべての会社でというわけではないですが)「日報」とか「業務日誌」の類も最初は『大人になってからも日記を書かなきゃいけないなんてありえない』とすら思っていました。日報は克服することができましたし、何なら早く書く方法も見つけたのでいいんですが、ブログは多少日報的な要素も含まれるにせよ、やはり主観性が大切な「日記」なので、今でも苦手だなぁ、と思っています。

今後の方針をどうするのか

せっかく「一休み」したわけですし、何か新しい『(マーケティング)施策』でも打とうか、といきたいところですが、そのためのネタはまだ仕込めていません。考えているネタもあるにはあるんですが、ちょっと実現性が低そうなのでもう少し練ってから、というところ。それよりも、サボったことの方を問題にしなくてはいけません。

読者がいないのになぜサボったことが問題なのか。

先にも書いていますが、「仕組み」を作ってあったはずなのにその仕組みが崩れてしまっているわけです。その仕組み自体に無理はなかったのか、改善できるとすればどうすればよいのか、という検証作業が必要になるはずです。今更流行らないですがPDCAの「C(Check)」から「A(Action)」を経て仕組みの「P(Planning)」を再度行う、という流れでしょうか。その仕組みができていないと次のネタを投入しても理論破綻するわけです。例えばブログ投稿と同時のTwitterへのお知らせ投稿だけではなく他のSNS(FacebookページやLinkedInを想定)への告知をするにしても、読者を増やすという目的をもって同時投稿をしているのですから、またすぐに投稿が途切れてしまったら意味がないわけで、基本をまず固めてから次の施策へ、というのが今回の作戦です。

もちろん、ブログを書くことに時間を費やしすぎているにもかかわらず、ブログを書くことによるメリット(読者獲得による自分のアピールもそうですし、今はやっていませんがアフィリエイト収入などもそうなるはずです)が全く得られていないという問題もあります。ですが、やるべきこと(定期的に記事を書き続けること)ができていないのにメリットなんか得られるはずもないわけで、本来であれば不良資産であるはずなのですが、サービスの停止は今のところ考えていないというところです。

*1:「読者」になっていただいている方もおられるようです...。また、フォローしていただいている方もそれなりにいるのですが、若干スパムの香りがするんですよね。

*2:デジタルマーケティングが進化する、というよりはデジタルとアナログの融合、というよりは垣根が取り払われるようなイメージは持っています。

*3:単に記事を書き溜めてタイマーセットして定期的に発信する、というアナログな「仕組み」ですが。仕組みというよりは「習慣」に近いですね。

*4:それがコードをあまり載せない理由の一つでもあります。

*5:中途半端に終わっているので向こうでは終了宣言も引っ越しましたとも書いていません。

*6:もちろんプロダクトアウトが目的の企画ですからこれも「仕事」ですが、優先しているのは生活費を稼ぐための受託案件です。

*7:ちなみにVBAネタは基本的に単発ネタとして書いていますが、受託をしたときにしか書かないコードなのでもうネタ切れです...。