(旧ブログ転載)ChromeOSを試してみるシリーズ

タイトルで「転載」としているが、以前のブログでは2016年に何度か触れた程度。しかも初めての購入時の投稿。ちょっと読むと懐かしいなぁ、と思う一方、書き方も甘いなぁ、と感じる*1

さっそく転載しようと思ったものの、記事の長さが短すぎて、普段の記事と整合性が取れないので、2回に分けて書いた、「試してみる」シリーズ(笑)をまとめて掲載、ついでにこの記事を9年後に読んだ感想を少し書いてみる。なお、当時の文体を直していない*2ので、過去の記事と現在の記事が分かるはず。

ChromeOSを試してみる(その1:導入編)

事あるごとに書いている気もしますが、私のメインマシンはMacです。が、最近になって、仕事がWebブラウザ(Chrome)だけで完結することが多いと感じるようになりました。メールはGmailだし、仕事もWebで受けてるし、業務上Salesforce案件を受けることもあるので使うし。調べ物はGoogleで、本を見つけるのはAmazonだとか。

そんな状態だと、Macはずいぶんオーバースペックだと感じるわけです。そのくせメモリは食うしたまにしか立ち上げないソフトも多いし、と、なんならMacをサブマシンにしてChrome OSをメインにしてもいいではなかろうか、と考えるようになりました。

そうなってくると、どうやって安価にChrome OSのマシンを入手するか、と仕事の合間に考えていたのですが、よく行くリサイクルショップ(ハードオフさんお世話になっております)でちょっと古めのWindowsマシンを買ってOSを入れ替えるのが安直ではあるがお手軽なテストには向いているだろうな、と。ただ、実際のChromebookやChromeboxはSSD搭載が基本で、売りのひとつとなっている高速起動はSSDの採用にも起因しているわけで、古いマシンだと結局改造が必要になり、何だかんだでコストがかかるしなぁ、と物色していると、なぜか一台だけ出物があったんです。Chromebookの。

即購入(笑)

日本では発売されていない、東芝のChromebook2。英語キーボードでしたが、個人的には問題なし。

とは言うものの、その頃の仕事はWindows、しかもExcelマクロのコーティングの仕事がメインになっていて、マシンのテストをしている暇は全くない状況。しばらく放置してありました。それでも、今後のことを考えつついくつかの仕込みはしておきました。

  • IMEGoogle日本語入力に変更。 **  それまでは各OSに付属のものWindowsならMS-IMEMacならことえりを使っていました。理由は簡単。不満がなかったからなのですが、いっそのこと共通化してしまえばいいじゃん、と思ったので、Macとメインで使っているWindow(8.1)にインストール。
  • Googleリモートデスクトップのインストール **  現状Macから仮想環境への接続はMicrosoftリモートデスクトップクライアントを使っていましたが、ChromeOSにはそれがなく、他にリモート接続の選択肢がないので、とりあえず入れておきました。
  • Googleクラウドプリントの設定 **  ChromeOSは家のなかのネットワークにあるプリンターに直接接続できないようで、この設定は印刷したい場合必須。プリンターからの設定です。

時は流れ・・・、と言っても購入から1ヶ月後くらいでしょうか。マクロの案件が一段落したので、Chromebookを少し弄ろうじゃないか、と考えたのですが、メインのMaciMacで、しかも仕事用机の面積の大半を占めていて、しかもキーボードも大きいのに替えたばかりで、13インチのノートパソコンどころかマウスすら置く場所はない有様。マルチディスプレイにしてあるのでサブディスプレイにChromebookHDMI端子を繋げてiMacの背後に半開きで置いて、キーボードとマウスを切替器に繋げて入力を切り替えて使えるようにしてみました。

さて、どうなることやら。

追記:Chromebook/Chromeboxは開発者モードなどにはせず、通常の状態で運用するのが目標です。実は開発者モードにすることでいろいろなソフトをインストールすることができ、多少は自由度が高まるのですが、その分セキュリティ面でのリスクや突然動かなくなったりするリスクもないとはいえません。店で「吊るしの」商品を買ってきてそのまま使いたいじゃないですか。Windowsだって基本そうですし。

ChromeOSを試してみる(その2:考察編)

さて、繰り返しになり恐縮ですが、普段の仕事はMacを中心に動いています。ブラウザはMacにインストールしたChromeスマホiPhoneAndroidMacに繋いでいます。特にiPhoneMaciTunesと紐付いており、大量のメディアデータがMacのHDDに格納されています。

スマホアプリ開発は、最近はJavaFX(Android)がメインなので、Android StudioiPhone用のXcodeが共存していますが、一応HTMLアプリ開発もできるようなアプリも入れてあるし、ゲーム開発用にUnityもインストール済です。

Windows系の開発に限ってはWindowsを使うことが多いので、これはサーバーに展開してある仮想OSを使用しています。実はMac版Officeのマクロ開発も大半をWindows側で行い、Macでは動作テストのために使うのが、仕事のしやすさの点では個人的なオススメです。

文字を打つ仕事、例えば議事録作成やドキュメント作成、アイデア出しのノートなどがありますが、これはその時々で使うツールがいろいろあって、しかもMacWindowsで別のものを使っていたりして、いわゆる「節操のない」状態です。ただ、アイデア系は基本Evernote、開発系ドキュメントはOnenoteに集約しているような感じではあります。

実はテキストエディタはそこそこ高機能かつ無料のモノをMacWindowsも入れていて、シンタックスハイライトと行番号表示がマストだったりします。

画像加工に関しては、MacにPixelmatorが入っており、基本はこれひとつでまかなっています。

ついでに趣味レベルの話まで深堀りするならば、

  • Garagebandでギターとつないでいる。MIDIもつなげる予定。
  • ビデオデータの編集はiMovie
  • ラジオ録音は自分で作るまではWindows版のソフトを使用。Radikoolが今のところ自宅環境で動くもの。データの編集はする予定もないが、するならiMovieあたりか。
  • 音楽を聞き流す場合はradikoやらNHKやらAFN PACIFICやらと、要はブラウザから起動させられるものが半分、Google Playミュージックが4割、あとはiTunes
  • ビデオの再生はAppleTVがあることもあり、iTunesからの再生。
  • あと、Kindleを使っていて、たまにそれを見ながら仕事だったり暇潰しだったり。

といったところです。これらがどの程度までChromebookに置き換えができるか、または置き換えないまでもリモートで使える範囲によっては、Chromebookがメインマシンとして使えるかどうかが決まってきます。

そもそもの話ですが、Chromebook/boxで(現状)絶対にできないことは何かを分かる範囲で列記しましょう。

  • Windows用、Mac用のアプリは「インストール」できない
  • 「デスクトップ」が存在しない

これだけのようです(笑)

とはいえ、これが大問題になるのだったらそもそもChromebookなんて買っちゃダメ、って話ですよね。例えば自分の例で言えばPixelmatorが使えないからChromebookは(だけでなくWindowsも)使えない、とか。いや、代わりの何かを探せばいいんだったらどんなに手間をかけてもやりますよ私。

次回からはこの「絶対できないこと」に対して解決策を提案してみましょう。

読後の考察

その前に...

「絶対できないこと」に対する解決策が提示されないままで記事は終わっており、中途半端である*3。また、この当時はマシン自体のスペックも低く、さらに言えば当時のメインマシンだったMac(多分Core2Duo版のMac mini)を中心に考えていたこともあって、Chromebookを開発用途には使えないという判断をしていた記憶がある。当時は開発者モード(crosh)にしてChromeOSのCUI(Ubuntuベースの独自OSという扱いだったかな?)に直接入れるという仕組みだったはずだが、メモリもCPUパワーも少ないこと、GUIを使うアプリが使えないことで、実用的とは言えなかった*4。今はIDEMacでもWindowsでもVSCodeに統一しており、Chromebookでもcrostiniを使ってVSCodeを立ち上げる方向に向かうはずだ。

もう一つ、「アプリ導入」という観点だけで言えば、Androidアプリの導入もChromeOSでは対応しているので、radikoKindleなどのAndroidアプリをインストールすることで解決することもあり、すべてがすべて「絶対できない」ということではないはずである。以前に比べれば、開発者モードにしなくてもできることは圧倒的に増えた、という印象はある。また、Linuxという観点で言うなら、Wineという仕組みを導入して、Windowsアプリを使うことも可能性としてはあるが、個人的にはWineでうまくいった試しがなく、おそらく試すことは今後もないだろう。

過去の仕事に思いを馳せる

まだスマホアプリ開発を始めた頃で、しかもそれまでJavaを触ったことがなかったので、まずはAndroidから、と思っていた頃だったはず。一応Macも(と言うか、Xcode)も起動できるようにしていたし、Objective-Cにとにかく苦戦していたことを思い出す*5

*1:今もあまり上手に書けてるとは思ってません

*2:ですます調のままにした

*3:そういう記事ははてブロに移転しても多いのだが

*4:もっと言えば、完全にCUILinuxでの開発をすることになり、GUIベースのIDEを普段使いしていた+OSによってIDEが違っていた、という状況だったので、とにかく煩雑になってしまうのが問題だった

*5:C系の言語が得意ではなかったがコレで絶望的に嫌いになった