ボツネタ復活シリーズその2:仕事に対する態度がこんなことで本当にいいのか?

元ネタ:2017年夏頃 加筆: 2019/03 再加筆:2020/07

とにかく面倒だがやらなければ、というマインドセット

「元来の怠け者」というヤツなのだ。面倒なことは嫌いだし、できれば毎日何もしないでのんびりと過ごしていたいのだ。仕事はメシを食っていくために仕方なくやっている(仕事をしなければお金が稼げない、という意味で)わけだし、人と会ったり話したりとか、それなりに気を遣ったり話の内容を考えなきゃいけないのは割りと煩わしい。ウソを付くのも同じ理由で嫌いだ。良し悪しは別にして、ウソをウソで塗り固める、という行為は面倒としか思えない。

そういう意味ではシステムエンジニアという仕事は仕方なくやっている中でも面白いと思える。面倒だから「どうやって楽をしようか」と考える。楽してプログラムを組んでいけるようになった今は確かに面白い。

それでも、仕事に限らず面倒なことは好きになれない。昔からそうなんだが、どうも昔からその「面倒なこと」を引き受けることが多いのだ。

先日も「同窓会の幹事」を拝命した*1

面倒だなぁ、と思う。断ってしまえばいいのだが、断るためのもっともらしい理由を考えるのがコレまた面倒なのだ。だからある意味渋々受ける、という状態なのだ。

ただ、受けた限りはさっさと終わらせたい。後に残すことがあるとそれはそれでまた面倒だからだ。

「終わらせる」のはネガティブなことではない

「仕事をすること」というのはとかくネガティブな感情を持ちがちである。特に今まで興味もなかったことを突然振られることは、意味もなく負荷が増えることを意味するし、同窓会幹事など何かメリットでもあるのか、と思ってしまう。だが、受けざるを得ないので受けてしまった、のであれば、さっさとその仕事を遂行すればいい、ということになる。

仕事をさっさと終わらせるというマインドセット自体は別に悪いわけじゃない。むしろ、いやいや適当に仕事をするよりは、その仕事を集中して行うことで仕事の時間(=負担だと思う時間)を減らすということのほうがお互いにとって幸せな結果になるのではないか、と思う。

ちなみに実際どうだったか

同窓会の並み居る先輩方がおられる初回参加の幹事会打ち合わせの前に、同じく幹事会に参加する同年の同窓生と居酒屋でしこたま飲み、アルコール臭をプンプンさせながら会合に出向いたところ、出禁を食らうことなく(笑)その後も何度か参加、無事同窓会当日の役割も振り分けられ、さっさと仕事をしてさっさと食って飲んで帰った...はずです。大体飲んでて記憶が薄れてるんですよねぇ...。

2020年の現状

あぁ、ありましたね、同窓会の幹事会に昼間っからしっかりと飲んで出掛けた話。最近はずいぶん酒も弱くなってしまったので会議やら打ち合わせやらについては酒を控えるようにしていますが(笑)、自宅で仕事をする時に酒を飲みながら、というのは今でもたまにやっています。コーディングよりも細かい事務仕事であったり企画系の仕事であったり、という内部要件を満たす必要はありますが*2

飲酒と仕事

コロナ禍で在宅勤務が増えた、という話の中で、「仕事をしながら飲酒をする」ということがニュースとして取り上げられるケースがそれなりにあったようには思うのですが、通常における会社勤務中には飲酒をよしとしないわけです*3。その理由はやはり集中力であったり正確性であったりと言った、仕事そのものにおける成果が出なくなることと、周囲で勤務している人たちへの影響の2つの側面があると思っていて、特に社内においては成果という内的要因よりは周囲への外的要因の方がNG要素としては大きいんではないかな、と、周囲で結構酒を飲んで仕事をしている人が多かった*4からこそ思うのですが。

ただ、飲酒によって仕事の成果が上がるか、と言えば必ずしもそうではなく、繰り返しになりますが私の場合は(少なくとも今は)コーディングをするときには素面であった方が明らかに作業効率が高いですし、企画レベルであれば多少お酒も入ってユルイ感じの方がいいアイデアが出てくるということもあったりしますが、正直それほど変わらないかな、と思っています。今でもたまに飲みながら仕事というのはやりますが、わざわざ酒を飲むために仕事をすることはさすがにないですね。

コロナ禍における、今までは会社勤務していた人たちの在宅勤務中の飲酒、という話については、どちらかというと背徳という感覚の方が大きいのではないかな、と個人的には思っていますが。

仕事のスタイル

これはこの頃から変わっていないですね。どのようにして今の仕事を「終わらせるのか」を考えること。これがあるから仕事ができているのかな、と思うことはあります。開発の仕事は特にエンドレスになりがちですから、終わりを見えるようにすることで仕事のメリハリをつけています。これは会社勤めの頃も実践していたことではあったのですが(終わりを意識すること)、フリーになってからは特に意識をするようになりました。仕事のスピードも上がります*5

*1:ネタを書いた当時の話。地方高校の「在京同窓会」である。

*2:さすがにコーディングを飲みながらやると辛くなってきました。年を感じます...。

*3:契約上「ダメ」とも謳われていないのでアレですが、まぁ普通は飲んでたら怒られますわな。

*4:メシのあとに隠れて飲んで仕事復帰、という人もいましたし、外回りのついでに一杯やって、という人もいました。私自身も残業時に夕食後に少し飲んでから仕事復帰というケースがよくありましたね。

*5:副作用として、仕事が想定外に早く終わりすぎて中だるみすることが多くなりましたが...。