2022年末くらいから、こっそりと「だ・である」調の記事を混ぜ込んでいる。数少ない読者がどれだけ気付いているかわからないが、今までは「です・ます」調で書くことを心がけていて、それなりに理由もあった。
ブログの閲覧者(オーディエンス)はすなわち自分の顧客である、という気持ちの現れ、としていたことがその理由である。今でもその気持ちは変わらないし、書く内容が顧客にとって有意であればうれしい、というつもりでいつもブログを書いている。
書き方(スタイル)の都合
文体を変えた一番の理由は、そもそもの投稿記事の書き方にある。最近はあまり書いていない「備忘録」系の記事がわかりやすい例だが、ちょうど2022年12月に書いたMBP購入記事と、2020年11月に書いたEdge共存の記事のリンクを載せておく。
https://racchie.hatenablog.com/entry/2022/12/17/183000
https://racchie.hatenablog.com/entry/2021/01/30/183000
文体が違う以外どちらも大して変わらない*1技術記事だが、実は頭の中で記事の内容を考え、それをメモアプリ*2に文字として落とし込む、という作業を経てブログの投稿になっている。
最初の「頭の中」は割とだ・である、と言うよりは断定的、体言止め的(箇条書き的?)に言葉を紡いでいて、言語化するときに普段の言葉遣いである「だ・である」に近い言葉に変換されている。
その状態からさらに「です・ます」調に変換をかける必要が今まではあって、そこそこ記事を書く上でのストレスになっていた、と言うのが書き方を変えた理由だったりする。
日記ブログの文体に慣れた
これは私*3自身の都合と言っていいが、前項のように「です・ます」変換のストレスから解放され、さらに文字数制限などのいろんなシバりがなくなって自由気ままに書き倒すスタイルで書いてみたところ、すんなりと書け、記事の増産もできた、という経験も文体を変えた理由である。
ちなみにブログの「シバり」に関しては日記ブログのこの日の記事に記載をしていた。
https://racchie.hatenadiary.jp/entry/2022/08/18/201309
記事の密度を上げ、内容を増やす(質を高めた記事を書く)ことが仕事ブログの目的ではあるが、そのために文体まで気にしてストレスになるとしたら本末転倒ではある。とはいえ、シバりを全撤回するということでもなく、ルールはルールとしてきちんと守らないといけないし、という板挟みに一時期陥っていたことも事実だったり。
書いてみたら楽に書けた
実際には「語調を変えて書こう」と決めて書いたわけではなく、そろそろ記事を書かなきゃ、と思った矢先に書いた記事、まさにMBP購入記事がそれだが、文体を考えずに書き始めたところ、一気に書き上げることができ、「おや?これでいいじゃないですか」となった、と言うのが現実だったりする。
ほかの記事もそうだが、文字数の制限(下限設定)をしている関係もあって、その日のうちにすべてをメモをまとめて書き上げる、みたいなことはできず、何日かに分けて断片的に書いているケースが多い。エンジニアという職業柄か、途中で思考の集中が止まるとそのあとに追記した記事の内容が飛んだりまとまりがつかなくなるケースが多く*4、おかげでボツにした記事もかなりの本数になっていたりする。
今後記事を増やしていくことを考えれば、楽に書けるほうがいい、というのも理由の一つ。
結果→今後
記事が量産できたか、と言われると微妙だし、そもそも文体を変えてから間もないわけで、今の時点でどれだけ効果があったのか、という検証はできないが、それでも2023年の目標にあるように、仕事ブログも日記ブログも週1本ずつは記事を投稿しようと思っているわけで、週2記事量産体制に向けての改善策としてはおそらく効果があるんじゃないかと思っている。
また、ブログを毎週書いていた頃に「ネタ切れ」を起こし、古いボツネタを引っ張り出して加筆修正したことがあったが、アレと似たようなことを少しやっていこうと思っている(記事量産のための姑息な手段w)。ボツネタはほぼ消したか追記して記事化しているが、ボツにすらしていない細かいメモがかなり溜まっているので、それを再編集していきたいと考えている。
こうご期待(何を?)。